もりのりBLOG

予選では禁止だったけど
本戦のフォーメーションラップではタイヤを温めるために
ブレーキで車体を前後に振りながら
ハンドルでスピン寸前までグネグネする。
しかしよく考えたら僕の走り方だと
5周ぐらいからタイヤがタレてくるみたいなので
途中から処刑ブレーキの温度を上げる方向へ移行。
メチャメチャいいバランスで効くのよね、処刑ブレーキ。
いい感じだぞ。モリムシ号。

今回は主催者の思いつきにより
2番グリッド～最後尾までがスターティンググリッドについた後、
ポールポジションが2列の出走車の間から
最後に登場するといった演出あり。
2番手カネヲ先頭、僕3番手の偽フロントローへ
ゆ～すけ君が駅前のヤンキーばりにイイ音させながら割り込んで
堂々と1番グリッドへ。カックイー。
(ゆ～すけ君に配慮して僕はエンジン吹かさなかったのよ、実は。　笑)

朝のドラミで聞いてたんだけど、今回はコントロールタワーから
「5秒前」って書いたプラカードが出たら大体5秒後シグナル1つ点灯、
シグナルが消えたらスタートって形。
(パッパッパと3つ点いて、消えたらスタートの方が慣れてる)
正直よく意味がわかっていないけれども(汗)、
まぁそんな感じだろうと集中する。

もりのり方式でロケットスタートをしようと回転数をいつもの・・・
・・・タコメーター外したんだった。。。(汗)
仕方ないのでミッションのバックラッシュを取って、
耳で回転数を適正にして(爆音でよかった　笑)
コントロールタワーに注目。
5秒前の札が出たらすぐさまシグナルに注目。(忙しいな・・・)
シグナルが1つ点灯してパッと消える。

どりゃ！っと出る。
あれ？？ゆ～すけ君もカネヲも出ない！(爆)
出ちゃっていいんだよね？と思いながらそのままアクセル踏む。
と、ゆ～すけ号出た。(多分この間0.1秒ぐらい？)
ゆ～すけ号の方が加速がいいので
構わず思いっきり踏んでもぶつかる事はないぜ！(泣)

まだタイヤも温まっていないので1コーナーの突っ込みは要注意。
特にレースでテンション全開なので意識してそーっと入る。
上位3台が身内ばっかりなので慢心もありつつ。。。

と、後方からとんでもない音させた何かに抜かれた！
カネヲか！？と思いきや例のメキビ！！！
やっぱし予選は三味線か！！で、そのまま1コーナー。
この時点で1位ゆ～すけ、2位メキビ、3位僕。
後方は確認する余裕ないけど
多分4位はスタート大失敗したカネヲ。(笑)

なんとメキビ、フロント内側タイヤが
20センチぐらい浮いたまま曲がってる。
走ってるのに空中でぶら～んぶら～んってタイヤ止まってる！
おおお～おそろC～。ヘアピンではタイヤスモークモクモク。
おおお～凄い殺気！！

見た感じゆ～すけ号には追いつく気配無し。
でも僕では追いつける気配無し。(泣)
「あ～あ、やっぱし3台で表彰台は叶わずか・・・。」
(こんな要らん事考えながらレースしてるなんて集中力の乏しい。。。)
とか思いながらメキビーの背中見ながら追走。
しかしよく回ってるな。。。追いつけねぇ。。。

ところが、2周目か3周目にリヤフードのない
メキビのエンジンからチラッと煙が見えた。
煙出始めてから1周ぐらいはチラチラしてるぐらいだったのだが
そのうちモクモクしてピットへ。あわわ。。。ご愁傷様です。。。

で、メキビがいなくなればゆ～すけ号は遥か先。
なんて速いんだ。。。でも僕2位。ラッキー。(スイマセン)
と、カネヲが僕のケツにピッタリくっ付いてるじゃないか！

明らかに僕のより速いカネヲ号、チラッと
道を譲って先に行かそうかと考えた。
でも待てよ、今日のカネヲはスピン地獄。
前が居なくなってゆ～すけ号を目指したら
スピンするかも知れない。
スピンされたら3台で表彰台とか言ってられないじゃない。
と、考えて譲ってあ～げない！と決めた。

ストレートさえ気をつければ抜かれるまでは行けないはず。
で、そこからはミラーの中のカネヲとの8年来の師弟対決。
前なんて気にしてられない。(爆)
先輩風が吹いているのか、カネヲも厳しくは突っ込んで来ない。
時速120キロ、車間1メートルのバトル。
メチャクチャ楽しい。最終コーナーの立ち上がりに
若干差がある？おかげでストレートは無事。
インフィールドは相変わらず走り方わからずに
好き放題蛇行するので無事？そんなこんなで並んでフィニッシュ。

レース中、ずっと「カネヲスピンすんなよ～！」って心で叫んでて
一緒に無事にゴールした途端、思わず両手でガッツポーズ。
横に並んだカネヲに満面の笑みでVサイン。やったなカネヲ！！

泣きそうになりながらピットへ。走って降りて
速すぎて後方の状況わからずだったゆ～すけ君に報告！

「僕ら1・2・3フィニッシュだったよ！！」

3人で抱き合って大喜び。
僕達カッコイイ！かっこよすぎるぜ！(爆)